とやまグルメ・フードフェス2025

今が旬

シロエビ

旬の時期
4〜11月

富山湾独特の海底谷「藍瓶(あいがめ))」に群泳するシロエビ。体長は約6センチと小粒で、水揚げ直後、透明感のある淡いピンク色をした姿から「富山湾の宝石」と称されます。漁船の甲板で太陽光をキラキラと反射させる姿は、まさに宝石と呼ばれるにふさわしい美しさです。その後は色が白く変色しはじめ、浜に着くころには、白い姿をした文字通りのシロエビとなります。儚く消えゆく宝石の姿を拝めるのは、漁師たちの特権というわけです。
シロエビは日本近海に広く分布していますが、漁が成り立つほど大量に漁獲されるのは富山湾だけです。湾内では、岩瀬地区(富山市)と新湊地区(射水市)で専門の漁が行われており、年間400~600トン程度が水揚げされます。
また、富山県漁業協同組合連合会、新湊漁業協同組合、とやま市漁業協同組合が「富山湾のシロエビ」としてブランド化に取り組んでいます。

ゲンゲ

旬の時期
9〜5月

日本三大深湾のひとつに数えられる富山湾には、海岸から水深1000メートル付近まで急激に落ち込む海底谷があります。300メートル以深には、水温0度に近い日本海固有水=海洋深層水があり、そこには多様な生物が存在しています。ホタルイカ、ベニズワイガニ、シロエビはよく知られた存在になりましたが、近年にわかに注目を浴びているのが、ゲンゲです。
ゲンゲは、水深200メートル以深に棲む深海魚です。体長20センチほどで細長く、身は白く透明感があります。全身がヌルヌルとした分厚いゼラチン質で覆われおり、大きなおたまじゃくしのような印象です。身は適度な脂がのっており、漁村では昔から味噌汁の具や吸い物の種として使われていました。また、天婦羅や唐揚げにすると柔らかなフワフワした食感があり、干したものを軽く炙れば酒肴として最適と評価が高まっています。

利賀村行者ニンニク

旬の時期
3〜5月

水芭蕉の葉に似た、行者ニンニクは高冷地に育つ山菜であることから、約20年ほど前から南砺市利賀村で栽培されるようになりました。
にんにくよりも多いアリシンを含み、疲労回復や滋養強壮に良いとされています。
強いニンニクの臭いが特徴の行者ニンニクは、しょうゆ漬けや、おひたし、薬味として人気です。

養鶏(鶏卵)

旬の時期
通年

鶏がおいしいたまごを産むためには、栄養素がバランスよく含まれ、衛生的に管理された飼料が必要です。
県内の養鶏場ではとうもろこし、魚粉、大豆、ニンニク、かき殻など、自然の原料をその性質や栄養を損なうことなく配合して、養鶏場独自の工夫を凝らした飼料が使われています。
また、富山県産の飼料用米を使い、お米の持つ甘さや栄養素を含む、さっぱりとした味わいのたまごを生産するなどの工夫も行われており、美味しいフレッシュな富山県産のたまごをお届けしています。

新川きゅうり

旬の時期
4〜8月

きゅうりの95%は水!ですから、どれだけ美味しい水で育ったかが、そのきゅうりの美味しさを左右します。黒部川の伏流水をたくさん吸い上げて育った新川きゅうり。
きゅうりにはカリウムが多く含まれ排尿を促すほか、イソクエルシトリンという成分を含んでおり、利尿作用や老廃物を排出する働きがあります。 このため、きゅうりにはむくみを取る、体の熱を外へ逃がすなどの効果があります。体がだるいときや二日酔いのときにはもってこいの野菜です。

ホタルイカ

旬の時期
3〜6月

午前4時すぎ、富山県北東部にある滑川港から約2〜3キロ離れた沖合では、海の底から青白い光りの束があふれ出します。光の正体は、春になると富山湾沿岸に押し寄せるホタルイカ。4〜7㎝の小さな体に約1,000個もの発光器を持つ小さなイカは、定置網が引き揚げられる時に、青白い神秘的な光を放ちます。ホタルイカの漁期には、定置網が引き揚げられる様子を見学する観光船が運行され、多くの観光客が海のイリュージョンに酔いしれます。
ホタルイカの漁期は3〜6月で、主に3月下旬からの1カ月間が最盛期です。日本近海に広く分布しているホタルイカが、この時期に群れをなして富山湾に押し寄せるのは、1,000m以上の水深を有する富山湾特有の海底地形(「あいがめ」)によるものと考えられます。昼は太陽の光が届きにくい水深200mより深いところで生息し、夜になると産卵のために海面近くまで浮上します。富山市水橋から魚津市にかけての海岸沿い約15㎞、沖合約1.3㎞の海域は、春にホタルイカの群れが押し寄せることから「ホタルイカ群遊海面」として国の特別天然記念物に指定されています。