利賀村行者ニンニク
- 旬の時期
- 3〜5月
水芭蕉の葉に似た、行者ニンニクは高冷地に育つ山菜であることから、約20年ほど前から南砺市利賀村で栽培されるようになりました。
にんにくよりも多いアリシンを含み、疲労回復や滋養強壮に良いとされています。
強いニンニクの臭いが特徴の行者ニンニクは、しょうゆ漬けや、おひたし、薬味として人気です。
とやま和牛 酒粕育ち
令和4年7月19日(火)に「とやま和牛」の新ブランド、「とやま和牛 酒粕育ち」がデビューしました。
「とやま和牛」は、令和3年の「A5」比率が、全国2位の74%と、トップクラスの品質を誇っていますが、さらなる消費拡大に向け、新たな付加価値として、栄養価の高い「酒粕」を飼料とする取組みを富山県酒造組合や富山県肉用牛協会と連携して進めてきました。
令和4年度の出荷頭数は200頭の見込みで、その肉質・食味は、”ジューシー”で”やわらかい”、”脂の甘みが強い”ことが特長です。(民間分析機関等による官能評価の結果)
黒河産筍の子水煮
- 旬の時期
- 4〜5月
豊かな黒土にモウソウダケの竹林が広がる射水市黒河地区(小杉)。黒河タケノコは、百五十年ほど前に民家周辺の竹やぶで作られ出したのが始まりとされる。この地区の竹林は黒土の為、少しえぐみがあり、美味しい筍になると言われています。
養鶏(鶏卵)
- 旬の時期
- 通年
鶏がおいしいたまごを産むためには、栄養素がバランスよく含まれ、衛生的に管理された飼料が必要です。
県内の養鶏場ではとうもろこし、魚粉、大豆、ニンニク、かき殻など、自然の原料をその性質や栄養を損なうことなく配合して、養鶏場独自の工夫を凝らした飼料が使われています。
また、富山県産の飼料用米を使い、お米の持つ甘さや栄養素を含む、さっぱりとした味わいのたまごを生産するなどの工夫も行われており、美味しいフレッシュな富山県産のたまごをお届けしています。
サクラマス
- 旬の時期
- 3~6月
渓流の嬢王ヤマメはサクラマスの幼魚と知っていましたか?
河川で1年半の生活を経たヤマメは、春先に、一部の魚の体表が親と同じような銀色に変化して富山湾に下ります。海に下った幼魚は、オホーツク海まで1年にわたる大回遊で餌をたっぷりと食べ大きくなったものがサクラマスとなり、春には神通川や庄川などの河川に帰ってきます。
また、サクラマスという名前の由来も、春の桜の咲く頃に川に遡上することや成熟した体に桜色の婚姻色が現れることだといわれています。
ゲンゲ
- 旬の時期
- 9〜5月
日本三大深湾のひとつに数えられる富山湾には、海岸から水深1000メートル付近まで急激に落ち込む海底谷があります。300メートル以深には、水温0度に近い日本海固有水=海洋深層水があり、そこには多様な生物が存在しています。ホタルイカ、ベニズワイガニ、シロエビはよく知られた存在になりましたが、近年にわかに注目を浴びているのが、ゲンゲです。
ゲンゲは、水深200メートル以深に棲む深海魚です。体長20センチほどで細長く、身は白く透明感があります。全身がヌルヌルとした分厚いゼラチン質で覆われおり、大きなおたまじゃくしのような印象です。身は適度な脂がのっており、漁村では昔から味噌汁の具や吸い物の種として使われていました。また、天婦羅や唐揚げにすると柔らかなフワフワした食感があり、干したものを軽く炙れば酒肴として最適と評価が高まっています。