シロエビ
- 旬の時期
- 4〜11月
富山湾独特の海底谷「藍瓶(あいがめ))」に群泳するシロエビ。体長は約6センチと小粒で、水揚げ直後、透明感のある淡いピンク色をした姿から「富山湾の宝石」と称されます。漁船の甲板で太陽光をキラキラと反射させる姿は、まさに宝石と呼ばれるにふさわしい美しさです。その後は色が白く変色しはじめ、浜に着くころには、白い姿をした文字通りのシロエビとなります。儚く消えゆく宝石の姿を拝めるのは、漁師たちの特権というわけです。
シロエビは日本近海に広く分布していますが、漁が成り立つほど大量に漁獲されるのは富山湾だけです。湾内では、岩瀬地区(富山市)と新湊地区(射水市)で専門の漁が行われており、年間400~600トン程度が水揚げされます。
また、富山県漁業協同組合連合会、新湊漁業協同組合、とやま市漁業協同組合が「富山湾のシロエビ」としてブランド化に取り組んでいます。
梨
- 旬の時期
- 8〜10月
県内約200haの栽培面積があり、約7割を優良品種「幸水」で占めています。特に呉羽なしは県外へも出荷され、歯触りがよく、甘くみずみずしい味が好評です。
その他、ほどよい酸味がある「豊水(ほうすい)」果汁が多く濃厚な味わいがあります。たっぷりの果汁に、ほのかな香りと少しの酸味が効いた味わいの「新高(にいたか)」。また、新たな品種として、「あきづき」が近年販売され始め、幸水のようなみずみずしさと歯触りのよい食感、酸味が少なく豊かな甘味が特長です。
ぶどう
- 旬の時期
- 8〜10月
富山では露地等で、「アーリースチューベン」や「巨峰」、「シャインマスカット」など多くの品種のぶどうが栽培されています。エコファーマー認定を受けている生産農家が多く、安全で環境に配慮した農業を行っています。また、収穫されたぶどうからワインも製造され、その味わいを楽しむことができます。
ばれいしょ
- 旬の時期
- 7〜8月
平成22年度に富山県でスタートした「一億円産地づくり」は、各地のJAや地域の担ぎ手とともに、1品目1億円の大規模園芸産地づくりを目指しています。その対象品目の1つが馬鈴薯です。 この馬鈴薯生産にあたっては、全農富山県本部が購入した機械を生産者に貸し出すことで、大規模かつ効率的な生産体制を整えます。また新たに設置した野菜選別調整出荷施設に馬鈴薯を集約・選別し、さらに販売出荷も全農富山県本部が一元的に行います。
この結果、質の高い馬鈴薯を安定的に市場へ供給しブランド化を図るだけでなく、栽培農家も生産だけに専念することができます。平成30年は県内の9JA管内で取り組み、作付面積が13haとなっております。
現在は、「男爵」を中心に収穫時期の異なる3種の品種を組み合わせて生産しています。それにより、長い期間にわたって出荷ができ、安定供給にもつながっています。
生産高が増えたことで、これまで中心だった県内量販店への出荷から県内外の外食・中食産業・加工業務向けの出荷も増えてきています。コロッケの消費量が日本一の富山で、県産馬鈴薯を使ったコロッケを口にする機会が今後ますます多くなりそうです。
富山しろねぎ
- 旬の時期
- 7〜11月
富山県内で生産される野菜の中で、各地で幅広くつくられている品目が白ねぎです。主要な生産地は、富山市、射水市、氷見市、黒部市、立山町ですが、県内ほとんどの農協で水田転作作物として生産・出荷されています。特に、農協系統で共同出荷される白ねぎは、「富山しろねぎ」という商品名で、県内はもちろんのこと、岐阜や名古屋など県外市場へも多く出荷されています。「富山しろねぎ」はジューシーで柔らかく、しまりがあって甘いことから市場評価も高く、出荷期間は7月から12月で、10月が出荷ピークとなります。















