新川だいこん
- 旬の時期
- 10〜12月
大きな根と書く「大根」は、文字通り「根」の部分が肥大化した野菜です。根は土の中の養分を吸い上げるために「ひげ根」を伸ばし、これを取りのぞいた跡がくぼんで見えるのが一般的です。ところが、主に魚津市内で作られる「新川だいこん」は、「ひげ根」をほとんど伸ばさないため、表面のくぼみがなく、つるつるの白い根を真っすぐに伸ばします。まるで女性の肌のようにすべすべで、キメが細かいことから「美人だいこん」と呼ばれて親しまれています。
新川だいこんが美人肌に育つ理由は、その栽培方法にあります。肥料は土全体ではなく、根が伸びる先の深い部分にだけ施されるのです。そのために「ひげ根」が伸びず、真下にある肥料に向って真っすぐに成長します。1カ所から肥料を吸収するため、栄養がまんべんなくいきわたり、細胞の組織が均等になるため、キメがそろってくぼみのない、美しい大根に育つというわけです。
りんご
- 旬の時期
- 8〜1月
富山県内では、加積りんご産地をモデルとして、各地で新たなりんご産地が誕生しました。平成28年度は、栽培面積(結果樹面積)94haで1,185トンが収穫されています。いずれの産地も「ふじ」栽培が主体で、年間収穫量の75%を占め11月上旬から収穫がはじまります。富山県産「ふじ」の特徴は、「高い糖度と程よい酸味」、「果汁が多くジューシー」、「シャキシャキした歯ざわりのよさ」にあり、たいへん好評を得ています。
シロエビ
- 旬の時期
- 4〜11月
富山湾独特の海底谷「藍瓶(あいがめ))」に群泳するシロエビ。体長は約6センチと小粒で、水揚げ直後、透明感のある淡いピンク色をした姿から「富山湾の宝石」と称されます。漁船の甲板で太陽光をキラキラと反射させる姿は、まさに宝石と呼ばれるにふさわしい美しさです。その後は色が白く変色しはじめ、浜に着くころには、白い姿をした文字通りのシロエビとなります。儚く消えゆく宝石の姿を拝めるのは、漁師たちの特権というわけです。
シロエビは日本近海に広く分布していますが、漁が成り立つほど大量に漁獲されるのは富山湾だけです。湾内では、岩瀬地区(富山市)と新湊地区(射水市)で専門の漁が行われており、年間400~600トン程度が水揚げされます。
また、富山県漁業協同組合連合会、新湊漁業協同組合、とやま市漁業協同組合が「富山湾のシロエビ」としてブランド化に取り組んでいます。
とやま和牛 酒粕育ち
令和4年7月19日(火)に「とやま和牛」の新ブランド、「とやま和牛 酒粕育ち」がデビューしました。
「とやま和牛」は、令和3年の「A5」比率が、全国2位の74%と、トップクラスの品質を誇っていますが、さらなる消費拡大に向け、新たな付加価値として、栄養価の高い「酒粕」を飼料とする取組みを富山県酒造組合や富山県肉用牛協会と連携して進めてきました。
令和4年度の出荷頭数は200頭の見込みで、その肉質・食味は、”ジューシー”で”やわらかい”、”脂の甘みが強い”ことが特長です。(民間分析機関等による官能評価の結果)
ゆず
- 旬の時期
- 11月
デコボコとした独特の曲線美と爽やかな芳香で人々を魅了する「ゆず」。柑橘類に属するため南国で育つ印象がありますが、意外にも耐寒性が強く、東北以南各地の広い地域で栽培されています。富山県内で昔からゆずの栽培が行われているのが、砺波市庄川地区です。
この地にゆずの原種をもたらしたのは、弘法大師と伝えられます。また、井波瑞泉寺を創建した綽如(しゃくにょ)上人にゆずを献上したという逸話があり、中世の時代からこの地でゆずが親しまれていた事がわかります。
庄川ゆずは表皮が粗く、表面のデコボコ感が強いという特長があります。また、温暖な地域で育つものに比べて表皮が肉厚のため、皮が重宝されるという、ゆず特有のニーズに叶っています。さらに、表面がデコボコなため、香りを発する皮の表面積が大きく、特有の強い香りを醸し出しています。1個120g前後のものが主流で、サイズが大きく形が綺麗なものは、贈答用として買い求められます。
糠イワシ
- 旬の時期
- 6,7,8,9,10
寒ブリで知られる富山県氷見。水産物の宝庫である氷見ではサバやイワシなどの保存食として糠漬けがあり、地元では「こんか漬け」の名が伝わっています。
新鮮なイワシをうまみ豊かに発酵させた「糠いわし」は、ごはん、日本酒にぴったりです。また、アンチョビのようにトマトソースに加えてコクを出すのにもひと役かってくれます。















