とやまグルメ・フードフェス2026

今が旬

シロエビ

旬の時期
4〜11月

富山湾独特の海底谷「藍瓶(あいがめ))」に群泳するシロエビ。体長は約6センチと小粒で、水揚げ直後、透明感のある淡いピンク色をした姿から「富山湾の宝石」と称されます。漁船の甲板で太陽光をキラキラと反射させる姿は、まさに宝石と呼ばれるにふさわしい美しさです。その後は色が白く変色しはじめ、浜に着くころには、白い姿をした文字通りのシロエビとなります。儚く消えゆく宝石の姿を拝めるのは、漁師たちの特権というわけです。
シロエビは日本近海に広く分布していますが、漁が成り立つほど大量に漁獲されるのは富山湾だけです。湾内では、岩瀬地区(富山市)と新湊地区(射水市)で専門の漁が行われており、年間400~600トン程度が水揚げされます。
また、富山県漁業協同組合連合会、新湊漁業協同組合、とやま市漁業協同組合が「富山湾のシロエビ」としてブランド化に取り組んでいます。

ほうれん草

旬の時期
4〜2月

ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を豊富に含むほうれん草。高岡市は、富山県内のほうれん草生産量の約6割を占める、一大産地として知られています。昭和50年代から本格的な栽培がはじまっており、その道30年以上のベテラン農家が、第一線で活躍しています。
産地は高岡市地方卸売市場に近く、収穫した野菜をすぐに市場へ届けられる利点があります。ほうれん草に代表される軟弱野菜は、収穫後の鮮度劣化が早く、地の利が、ほうれん草の出荷に有利に働きました。収穫直後に卸売市場へ出荷され、新鮮なまま野菜売場に陳列、その日のうちに食卓へ届くという流通パターンが実現したのです。平成30年度は高岡市内114戸の農家が、年間で延べ19.3haで栽培に取り組み、その大半が富山県内で消費されています。

フクラギ

旬の時期
8~1月

フクラギは体長は30~40cm、体重は500~1,000gでブリの幼魚にあたり、富山県では最もポピュラーな魚のひとつとして知られています。県外ではあまりなじみのない呼び方で関西圏においての「ハマチ」にあたります。

ブリの幼魚ということもあり、栄養価はブリに近いものがありますが、ブリに比べ、脂が少なくサッパリと食べられます。
ブリよりも手頃な価格で手に入りますが、価格の違いを抜きにしても、「ブリよりフクラギのほうが好き。」という富山県民も少なくはありません。

キジハタ

旬の時期
6~11月

キジハタという名前は、赤褐色の体にオレンジ色の斑点と背中の黒い斑紋が雉(キジ)のような姿に見えるところからきています。
キジハタは沿岸の岩場に生息しており、成長すると雌から雄に性転換する特徴があります。
県内ではほとんどの漁港で夏から秋にかけ、主に定置網や刺網で漁獲され、特に海が荒れた後に多く水揚げされており、釣り人にも人気の魚となっています。

またキジハタは、透き通るような白身を持ち、身はしまっていて味わいも良く、ハタ類で最も美味しいと言われています。
大きいものは40cmほどに成長し、刺身物の高級な白身魚として取引されます。
しかし富山県では25cm~30cmくらいの小ぶりなものが水揚げされることが多く、比較的安価で取引されているため、手頃にキジハタの味を楽しむことができます。
料理についても刺身だけではなく、塩焼き、煮物、蒸し物などさまざまな方法で楽しむことができます

西洋梨(ラ・フランス)

旬の時期
11~12月

立山町のラ・フランスは、白岩川の清流が中央を流れる棚田が広がる中山間地域で栽培され、人工授粉や摘果、残した果実全てに袋がけなど、作り手が手間ひまを惜しまず丁寧に育てています。
ラ・フランスは、特有の芳香と濃厚な甘みが特長の高級果物で、収穫から常温で2~3週間ほど熟成させると食べごろになり、豊富な果汁と滑らかな舌触りの果肉が楽しめます。
そんな果汁100%のジュースは、飲む果実ともいえるほど濃厚で、そのまま飲んでもソーダやお酒で割っても美味しくいただけます。

糠イワシ

旬の時期
6,7,8,9,10

寒ブリで知られる富山県氷見。水産物の宝庫である氷見ではサバやイワシなどの保存食として糠漬けがあり、地元では「こんか漬け」の名が伝わっています。
新鮮なイワシをうまみ豊かに発酵させた「糠いわし」は、ごはん、日本酒にぴったりです。また、アンチョビのようにトマトソースに加えてコクを出すのにもひと役かってくれます。