ブリ
- 旬の時期
- 10〜2月
師走の空に激しい雷鳴が鳴り響くと、浜は「ブリが来るぞ!」と活気づく。北西から強風が吹きつけ、海が荒れ、地元の人々が「ブリ起し」と呼ぶ地鳴りのような雷が鳴り響くと、いよいよブリシーズンがはじまる。
ブリは12月から翌年の1月にかけて、シベリア寒気団とともに北海道沖から南下する。佐渡沖を通過してから約1週間後、能登半島に行く手を遮られるようにして、ブリが富山湾に入り込む。激しい荒波を乗り越えてやってきたブリは、富山湾へたどり着く頃に最も脂が乗り、味が鍛えられているのだ。
カンカン野菜
- 旬の時期
- 12〜2月
富山のような雪国では、昔から、秋に収穫した大根やニンジンを冬のあいだ土の中に埋めておき、雪の下で越冬保存することがあります。野菜は、寒さで凍結するのを防ごうと、凍結防止成分である糖分を増加、蓄積するといわれており、翌春に土の中から掘り起されたそれらの野菜は、収穫時より甘さを増し、サラダに、煮物にと、おいしくいただけるというわけです。「とやまカン(寒)・カン(甘)野菜プロジェクト」は平成23年からスタート。
「とやまの寒は甘い!カンカン野菜 期間限定」というキャッチコピーと、愛らしい雪だるまをマスコットに、12月下旬より県内スーパーなどで販売される予定です。
ウマヅラハギ
- 旬の時期
- 12〜3月
「蜃気楼の見える街」として知られる魚津市。その観測点の魚津港では、冬になるとウマヅラハギが大量に水揚げされます。
ウマヅラハギは、頭部が長く顔が馬面に似ていることから「馬面カワハギ」と呼ばれ、全身が10~30センチの長楕円形、北海道以南の日本各地で漁獲されます。
富山湾では12月~3月にかけてよく獲れ、全漁獲量の5割程度が魚津港で水揚げされます。ピークは1~2月の厳冬期。この頃になると、体長25センチ以上ある大物が網にかかります。
ウマヅラハギは全身がぶ厚い皮で覆われており、その皮を剥ぐと中から柔らかな白身が現れます。肉質はクセがなく淡泊。食感はプリプリとして、歯ごたえがあります。肝には濃厚な旨味があり、珍味として重宝されます。近年はフグに匹敵する味わいがあるとして、市場の評価が高まっています。
養鶏(鶏卵)
- 旬の時期
- 通年
鶏がおいしいたまごを産むためには、栄養素がバランスよく含まれ、衛生的に管理された飼料が必要です。
県内の養鶏場ではとうもろこし、魚粉、大豆、ニンニク、かき殻など、自然の原料をその性質や栄養を損なうことなく配合して、養鶏場独自の工夫を凝らした飼料が使われています。
また、富山県産の飼料用米を使い、お米の持つ甘さや栄養素を含む、さっぱりとした味わいのたまごを生産するなどの工夫も行われており、美味しいフレッシュな富山県産のたまごをお届けしています。
大かぶ
- 旬の時期
- 11〜1月
産地として富山市音川地区が有名です。同地区は昭和50年代から「大かぶ」を栽培しており、収穫された大かぶは主に京都の食文化を代表する「千枚漬け」の材料に使われています。その名の通り、直径13センチ、重量1キロ以上、大きいものは5キロにも及ぶ巨大なかぶらで、雪のように純白な実はきめが細かく甘味があり、伝統ある京漬物の食材として重宝されています。
一方、お隣の石川県では、主に「金沢青カブ」という品種が使われます。サクサクと歯ごたえのよい金沢青カブに比べて、富山市音川産の大かぶは歯触りが柔らかいという特長があります。
富山干柿
- 旬の時期
- 11〜1月
富山県南砺市と石川県金沢市にまたがる標高939mの山「医王山(いおうぜん)」。この山のふもとに広がる南砺市福光地区では、古くから農家の冬仕事として干柿づくりが行われてきました。
歴史を遡ると、干柿の製法が慶長年間(1596~1615)に美濃の国(岐阜県)から伝えられ、江戸時代に加賀3代藩主前田利常公が、殖産施策の一環として干柿づくりを奨励したことで、今日に至る礎が築かれました。昭和40年代には、コメの減反政策を受けて、多くの水田に柿の木が植えられ、ほ場の団地化が図られました。平成30年現在は、福光と城端の両地域で約180軒の農家が従業し、年間約400万個を出荷。お歳暮やお年始などの贈答品、正月の鏡餅の飾り物として人気があります。















