レシピ 食の匠が教える伝統レシピ

【小矢部市】さばの笹寿し

ジャンル
ご飯
調理方法
炊く、押す

田植えが一段落した6月10日頃の田祭りに作られていた。初夏の青々とした笹の葉、山椒の葉を使う。2枚の笹の葉でくるみ、箱に詰めて圧をかけて仕上げる押し寿司。笹の葉には抗菌作用があると言われ、保存食として重宝された。

材料 20個分

4合
A(調味料)
大さじ5
砂糖 大さじ4
少々
塩さば 半身
1/2カップ
寿司用しょうが 20枚
レモン 1/2個
笹の葉 40枚
山椒の葉 20枚

作り方

  1. <下準備>
  2. a 笹の葉は両端を切り落として洗い、熱湯に通しておく。
  3. b 塩さばは薄く切り、酢に漬けておく。
  4. c レモンは半月の薄切りにしておく。
  5. 1 Aの調味料を合わせておく。
  6. 2 ごはんを炊き(1)を混ぜ、寿司飯をつくる。
  7. 3 笹を広げ、寿司飯をおにぎりにむすびのせる。
  8. 4 寿司飯の上に塩さば、しょうが、レモン、山椒の葉の順にのせ、笹の葉で十文字に包む。
  9. 5 押し寿司の箱の中に並べ、重石をして一晩おく。