レシピ 食の匠が教える伝統レシピ

【氷見市】くさぎと打ち豆の煮つけ

ジャンル
野菜料理
調理方法
煮る

くさぎは「とうの木」といい、田植えの時期に木の芽が出る。これを摘んで茹でむしろの上で干す。名前の通りくさい。氷見の山間部では、冬の保存食のくさぎを打ち豆と一緒に味噌で煮付け、行事や報恩講でごっつお(ご馳走)として食す。

材料 4人分

干くさぎ 50g
乾燥大豆 50g
だし汁 200~300cc
味噌 大さじ2
砂糖 大さじ2

作り方

  1. 1 干くさぎは1~2時間水に浸してからたっぷりの水でゆで、一晩水にさらしてアク抜きをし、その後2、3回水を替えておく。
  2. 2 乾燥大豆は20分程度水にひたしてから水を切り、ビニール袋に入れ木槌でたたいて平たくつぶして打ち豆にする。(市販の打ち豆を使用してもよい。)
  3. 3 鍋にだし汁、砂糖、味噌、打ち豆を入れひと煮立ちさせる。
  4. 4 さらに(1)のくさぎを2cm位に細かく切って入れて、煮汁がなくなるまでゆっくりと煮付ける。