レシピ 食の匠が教える伝統レシピ
【南砺市】こんかみそ(米ぬかの味噌汁)
- ジャンル
- 汁物
- 調理方法
- 茹でる、煮る
米ぬかにいわし、大根、酒粕を加え味噌で炊いた、栄養面も考えた立派な料理の一品、冬のごちそうである。江戸時代、五箇山は気象条件が厳しい地域のため、稲作はできず、稗や粟などの雑穀を作っていた。お米を年貢として納めることができなかったため、五箇山の産業であった和紙、養蚕、煙硝により換金し、お米を得ていた。そのため、お米は大変貴重であったことから、その米ぬかも工夫して、大切に食した。
材料
米ぬか | |
---|---|
いわし(生) | |
大根 | |
酒粕 | |
味噌 |
作り方
- 1 いわしの頭とはらわたを取り除き、茹でる。
- 2 煮えたら身がほぐれるので、骨を取り除く。
- 3 大根を鬼おろしでおろし、酒粕、味噌と一緒に1.に入れる。
-
4
煮立ったら、米ぬかを入れて、出来上がり。