秋の野菜対決「富山しろねぎ」と「新川だいこん」の対決

富山しろねぎVS新川だいこん

【富山しろねぎ】

「富山しろねぎ」はジューシーで柔らかく、しまりがあって甘いことから市場評価が高く、富山を代表するブランド野菜です。秋空に向かって伸びる白ねぎの姿は、生命の新たな息吹を感じさせます。

【新川だいこん】

「新川(にいかわ)だいこん」は、くぼみや節がなくキメがそろっているため、「美人だいこん」と呼ばれ、親しまれています。その味わいは瑞々しく、大根おろしを初めて食べた人は「こんな瑞々しい大根は今まで食べたことがない」と驚くほどです。

食レポ対決

鍋
寒い季節の定番料理。ジューシーで柔らかく、甘い富山しろねぎを堪能でき、体の芯から温まります。

ぶり大根

ぶり大根
脂がのった富山県産のブリと新川だいこんを一緒に煮た「ぶり大根」はしっかり味がしみ込んで大根の甘味が引き立ちます。


ねぎのぬた

ねぎのぬた
砺波市の郷土料理「ねぎのぬた」。内臓をとった鮎に、ぶつ切りの富山しろねぎを添えて、酢味噌で和えます。さっぱりと頂けるので、箸休めとしても。

大根のなます

大根のなます
新川だいこんとにんじんを千切りにした酢の物。大根の瑞々しさとシャキッとした食感を楽しめます。

たら汁

たら汁
新鮮な鱈を豪快に丸ごと頭からぶつ切りにしたみそ汁に、富山しろねぎを散らした「たら汁」は朝日町の名物です。

よごし

よごし
「よごし」は茹でた大根菜を細かく刻んでごま油、味噌、砂糖、ごま、みりん等で味付けした郷土料理。ごはんにかけても美味しいです。

おいしさの秘密対決!

県内各地で生産される「富山しろねぎ」は、県産野菜の中で最も販売金額が大きい品目です。
そのおいしさの秘密は、富山県の気象条件にあります。
多くは、4~5月に植え付けられ、5~6月の気温や日射がねぎの生育に適していることから、グングン生育します。夏を越え、気温の低下とともに、ねぎの甘味が増し、10~11月に出荷ピークを迎えます。

富山県野菜出荷組合協議会ねぎ部会長 米島晴雄さん

魚津市を中心に栽培されている「新川だいこん」のおいしさの秘密は、栽培方法にあります。一般的な大根栽培は、収量を高めるために、1つの畝に2列(条)で種を播く「2条播き」とし、肥料は畑の全面に施します。一方、新川だいこんは、膝丈ほどある高い畝を作り、1つの畝に1列(条)しか種を播かない「1条播き」です。必要最低限の肥料を畝の底の深い部分のみに施すため、だいこん側面のひげ根が伸びにくく、くぼみが少なく、まるで女性の肌のようにすべすべで、キメの細かいだいこんが育ちます。

新川大根出荷組合組合長 高慶義平さん

富山しろねぎが買えるお店

新川だいこんが買えるお店

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