富山の食材
とやま和牛 酒粕育ち
「とやま和牛 酒粕育ち」デビュー!!
令和4年7月19日(火)に「とやま和牛」の新ブランド、「とやま和牛 酒粕育ち」がデビューしました。
「とやま和牛」は、令和3年の「A5」比率が、全国2位の74%と、トップクラスの品質を誇っていますが、さらなる消費拡大に向け、新たな付加価値として、栄養価の高い「酒粕」を飼料とする取組みを富山県酒造組合や富山県肉用牛協会と連携して進めてきました。
令和4年度の出荷頭数は200頭の見込みで、その肉質・食味は、”ジューシー”で”やわらかい”、”脂の甘みが強い”ことが特長です。(民間分析機関等による官能評価の結果)
「とやま和牛 酒粕育ち」とは
「とやま和牛 酒粕育ち」は、①県内で12カ月以上飼育され、最長飼養地を本県とする黒毛和種、②県産の酒粕を出荷前3カ月以上給与、③(公社)日本食肉格付協会の実施する牛枝肉格付規格が4等級以上、のすべてを満たすものです。
「とやま和牛 酒粕育ち」のロゴデザイン
ロゴデザインは、酒粕を食べて育った和牛をイメージしたシルエットに、原料の酒米の「米」の文字を放射線状に配置しています。8つに分割された部分は肉質等級が5等級と格付けされる肉の色を、口元の菱形は栄養豊富な酒粕を表現しています。
酒粕の活用は美味しさの循環
「酒粕」は栄養豊富な発酵食品です。酒粕をえさとして与えると、アルコール成分で牛の食欲を増進し、牛が健康に育ちます。その健康な牛の堆肥で美味しいお米を育て、そのお米から日本酒が生まれるという資源循環の取組み(SDGs)にもつながります。
富山県肉用牛協会の山本会長は、「牛が喜んで食べてくれる姿は、生産者の励みになる。ブランドが定着し、全国に広がって欲しい」と語ります。
販売店からは、「肉質が良く継続的に使いたい」、消費者からも「一度食べてみたい」、「美味しかったのでまた購入したい」と期待の声が寄せられています。今後も「とやま和牛 酒粕育ち」の生産振興・販路拡大に向け、関係者がワンチームとなり取り組みを続けていきます。
新たに誕生した「とやま和牛 酒粕育ち」を是非一度ご賞味ください。
DATA
旬の時期
- 1月
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
主な生産地
- 県内全域
お問い合わせ先
全国農業協同組合連合会富山県本部(畜産部畜産課)
射水市新堀28-4