富山の食材

とやまジビエ

「とやまジビエ」とは

 「とやまジビエ」とは、富山県内で捕獲されたイノシシやシカなどを「富山県獣肉の衛生管理及び品質確保に関するガイドライン」(以下、ガイドライン」という。)に沿って処理した食用となる野生鳥獣肉としています。
 富山県内の獣肉処理加工施設では、「ガイドライン」に沿って加工され、安全で良質な「とやまジビエ」を供給しています。
 ※「ジビエ」はフランス語で狩猟で得た野生鳥獣の食肉を意味します。ジビエ料理はヨーロッパでは伝統料理として古くから発展してきた食文化で、高貴で特別な料理として愛され続けています。

イノシシ等による農作物被害の対策として

 富山県では、イノシシ等による農作物被害防止対策の一つとして、捕獲の強化に取り組んでいます。捕獲されたイノシシの多くが廃棄処分されており、そんな中県では、イノシシ等の肉を有効活用し、安全で良質な「とやまジビエ」の衛生管理や品質確保に向けた普及啓発や消費拡大に向けた取組みを推進しています。

栄養成分たっぷりで、季節ごとの味わいが楽しめるイノシシ肉

 「とやまジビエ」の中でもイノシシ肉は牛や豚と比べて、低脂肪で高タンパク質・鉄分で栄養成分が豊富なお肉として注目されています。
 特に、中性脂肪や悪玉コレステロールを増やす原因といわれる飽和脂肪酸が少ない一方、血液をサラサラにする多価不飽和脂肪酸を多く含み、さらに疲労回復や肌の健康を保つビタミンB2やビタミンB12も豊富に含まれるなど、栄養がたっぷりです!!
 また、捕獲時期によって味わいが変わるのもイノシシ肉の特徴です。
 冬のイノシシ肉は脂がのっていて旨味たっぷり、夏のイノシシ肉は冬に比べて脂肪分が少なくヘルシーでさっぱりと、季節ごとにそれぞれの味が楽しむことができるのも魅力の一つです。

DATA

旬の時期

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主な生産地

  • 県内全域